“信じる心の大切さ”を描いた、直木賞作家「重松清」の原作を映画化。
監督は『居酒屋ゆうれい』『ぷりてぃ・ウーマン』の実力派、渡邊孝好。
重松清の原作を、爽やかな笑いとちょっとせつない感動を交えた心温まる作品が完成。
市町村合併問題なども取り入れながら子供の頃からヒナゴンは存在するんだと信じ続ける熱血町長と街の人達を描いたファンタジーストーリー。
本編で、やんちゃな心で、熱血町長を演じた伊原剛志さんにインタビュー。






−−−矢沢永吉が好きで熱血感あるキャラクターを演じて
「特に演じる上で、苦労はなく役になりきることができたと思います。原作では、もっとユニークなキャラクターだったんですが、映画の中では自然に演じようということで、監督と話しあいました。」

−−−共演者について
「上島さんは、お笑いの人という印象は無く、一緒いることも多く、宿泊場所も同じで、ほぼ毎日、一緒に飲んでいましたね。映画の中の居酒屋ではないですが、夜はあまりやることがなかったので、毎晩飲んでいましたねぇ。年齢も上島さんのほうがちょっと上なんですが、一緒にいて頼れる友達という感じになれましたね。映画の中のキャラクターのように可愛い人という印象でした。そういう印象が映画の全般的に現れていると思います。役者として彼はとても熱心な方という印象ですね。」

−−−子供頃は映画の中のような活発な少年時代でしたか?
「そうですね。脚本を頂いたときにいくつか思い出すことはありましたね。友達とあそこに見える山に自転車で行ってみようとか、活発なほうでしたね。また、自分の生まれた場所が九州のすごい田舎町なのですが、感じるものに近いものがあって、子供の頃を撮影中でもいろいろ思い出しましたねぇ。」

−−−市民がかなり製作に協力していますが、人々の印象は?
「いい空気を吸って童心に返ったような感じで撮影をしました。仕事はとてもやりやすかったですね。演技も自然にできたと思いますし、毎日が本当に楽しかったです。共演者とも昔からこの町に住んでいたという感じになりましたね。そんな雰囲気が映画の中にもいい影響していると思います。」

−−−エキストラの方はどれくらいの方が参加していたのですか?
「町の人がほとんど映画に参加していたような印象を受けましたね。数え切れないくらい参加していたようです。」

−−−これから映画を楽しんでもらう方へ
「ヒナゴンが題材になっていますが、自分が懐かしかった頃を子供たちにも伝えたいと思う気持ちでいっぱいの作品なので、家族一緒で見て欲しいです。そして、いつでも夢をもっていたいなぁと感じる作品です。」

執筆者

Yasuhiro Togawa

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