『攻殻機動隊』の原作者として国内外のファンから熱い支持を受けている漫画家・士郎正宗。ついにそのデビュー作『APPLESEED』の映画化が決定、その後のさまざまな世界展開を含めた『APPLESEED PROJECT』発表会が、4月11日に渋谷Q-FRONTにて行われた。




映画化に先立ち、6月25日には、映画のプロモーション映像DVDと原型師・中尾佳正によるフィギュアを同梱した3アイテムが、全世界限定5万セット発売される。発表会ではCGアニメーションの新手法として評判の高い「トリニティ・エンジン」を活用したオープニング映像も流された。

登壇者は、西崎あきら(ディレクター)、中尾佳正((有)バイス代表取締役・原型師)の他、カーラ・モスケイラ(デュナン役声優)、小笠原成彦((株)青心社担当編集者)、中尾佳正((有)バイス代表取締役・原型師)、熊澤芳紀(パイオニアLDC(株)代表取締役部長)、井関広顕(株式会社やまと代表取締役)、三宅澄二(オメガ・ミコット株式会社代表取締役)。

プロジェクトに参加することに対する意気込みと、今後のプロジェクトへの期待を、それぞれが会場につめかけた報道陣へ語った。残念ながら士郎正宗本人は登壇しなかったものの、小笠原氏よりコメントが伝えられた。

また西崎氏による「トリニティ・エンジン」の説明に多くの時間が割かれ、人的労力を軽減することによって、クリエイターがさらなる創造力を発揮できるシステムとしての印象を強くアピールした。

執筆者

TOMOMI SETO

関連記事&リンク

情報:士郎正宗原作『APPLESEED』映画化