2月16日(土)より渋谷東急2ほか、全国劇場で公開の映画『マルホランド・ドライブ』。その主演女優・ローラ・エレナ・ハリングをゲストに招いた初日舞台挨拶が、2月16日(土)、新宿・シネマスクエアとうきゅうで行われた。

今回は、そのコメントを紹介する。




■コメント
−−デビッド・リンチ監督と一緒に仕事をされた感想は?
ローラ・エレナ・ハリング(リタ 役)
監督はとても紳士な方で、スタッフみんなからも親しまれていました。楽しかったです。
−−大変だったシーンはありましたか?
ローラ
リタはいつも苦悩してい女性で、常に「誰かに襲われるんじゃないか?」と恐怖心を持っているんです。プライベートでもその恐怖心を家に帰っても引きずっていて、体調を崩すほどでした。そこが苦労したところです。

もちろんラブシーンも難しかったですね。正直に言うと、ラブシーンを撮る前は泣いていました。そこで、事前に撮影内容を説明するときは暗くて、監督が安心感を与えてくれました。でも、本番の撮影が始まるとライトをつけたんですね(笑)。監督に騙されてしまいました。

−−そのラブシーンの映像を見てどう思われましたか?
ローラ
自分が演じていることが信じられませんでしたね。びっくりしました。でも、確かに私です。

−−ところで、その美しさを保つ秘訣はなんですか?
ローラ
タンゴやサルサを踊っていますし、そのほかにもヨガやハイキングが大好きで、いつも体を動かすように心がけています。

あと和食が大好きで、日本に来た時はどうしても多く食べ過ぎてしまい、体重が増えてしまうのが悩みですね(笑)。

執筆者

齋藤泰介

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