「ニンジャ・アベンジャーズ」ケイン・コスギにインタビュー
『エクスペンダブルズ』シリーズの製作陣が贈るケイン・コスギとスコット・アドキンス(『エクスペンダブルズ2』)のダブル主演作『ニンジャ・アベンジャーズ』。日本とタイを舞台に妻子を殺された影の消耗品軍団(ニンジャ)の壮絶な復讐を描くノンストップ・バトルアクションで、ケインVSアドキンスのクライマックスの格闘技ファイトが欧米各国で絶賛を浴びています。
主演のケイン・コスギにインタビュー
$red ●作品では激しいアクションが圧倒的でしたが、どういうアクションを目指しましたか? $
とにかく最初から最後まで、すごい量のアクションです。監督は今どきのCGやワイヤーを使わず、アクションができる人を集めて、ブルース・リーやジャッキーさん(ジャッキー・チェン)の映画のような、引いた映像の長いカットのアクション映画を撮りたいと言っていました。だからできるだけカットを割らないで、まわしのリアルなアクションになっています。
●40代で肉体的に最高の仕上がりになったそうで、アクション面もMAXの状態でしょうか?
マックスかどうかはわからないですが、できるだけレベルアップは図っていきたいです。だから、自分の中ではマックスと思ってはいないです。ただ、20代30代よりは動けるようになった。若い時より体を絞っているし、経験を積み、より良くよりキレイに見せるように、またできるだけ無駄な動きをしないようになったので、技のキレとかはレベルアップしました。
●アクションスターのライバルは?
ライバルというとおこがましいですが、中国、香港で言うと、この5年くらい注目しているのはドニー・イェンさんです。『ザ・レイド』(12)のアクションも面白かった。今までにない映像感覚で、衝撃的でした。いろいろな映画を観て、研究しています。それと、やっぱりこの映画のスコット・アドキンスさんです。年齢は同じくらいですが、あそこまで動ける人はなかなかいないと思います。
●撮影に向けて、食事制限はしましたか?
『ニンジャ・アベンジャーズ』は、いままでの人生で一番体を絞ったので、大変でした。役柄によりますが、ここまで厳しく制限したことはなかったですかね。食事制限は、まず1日5食に変えて、量は少なめで回数を増やす。カロリーは1日2,000もいかないくらいで、炭水化物を抜いて、鶏肉、牛肉、野菜。卵の白身、ブロッコリーなどをメインに採る。味がないので、3週間きつかったです(笑)。もともとジャンクフードが好みなので、好きなものを食べられないことは辛かったです。
●この『ニンジャ・アベンジャーズ』、男性はこぞって観ると思いますが、女性にはどうすすめますか?
スコット・アドキンスさんのすごい体ですかね(笑)。カッコいいですよ。後はやっぱりアクションです。アクションが好きな女性もいますから、ぜひ観てほしいです。強い男性が出ていますので、よろしくお願します。
『ニンジャ・アベンジャーズ』
発売中 ※レンタル同時リリース
【ブルーレイ】 4,700(本体)+税
【DVD】 3,800(本体)+税
発売元・販売元:ポニーキャニオン
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執筆者
Yasuhiro Togawa