泣ける恋愛小説の名手として揺るぎない人気を誇るニコラス・スパークス。『きみに読む物語』でベストセラー作家の仲間入りを果たして以来、17年間で18冊の小説を発表。そのうち8作におよぶ映画化作品の大ヒットにも貢献した彼は、女性のハートを虜にするコンテンツのクリエイターとして不動の地位を築いている。本作は、そんなスパークスが初めてプロデューサーに名をつらねた作品。同時に、初めて挑戦したミステリー・タッチの純愛ストーリーとして注目を集めた話題作だ。

 ケイティを演じるのは、トム・クルーズとの共演を果たしたロック・ミュージカル『ロック・オブ・エイジズ』のヒロインに抜擢されたジュリアン・ハフ。彼女と恋に落ちる心優しきシングル・ファザーのアレックスを演じるのは、『トランスフォーマー』シリーズのレノックス少佐役で知られるジョシュ・デュアメル。ハリウッドでも注目を集める新進スターの2人が、好感度の高い演技を披露。とまどい、喜び、悩み、葛藤など、恋につきまとう様々な心情を等身大で演じ、共感をかきたてる。



ジョシュ・デュアメルにインタビュー

アレックス役について
「アレックスは最愛の妻を亡くして以来、ずっと殻に閉じこもっていて、前を向かずに、ただ必死に二人の子供を一生懸命に育てようとしている役なんだよね。」

ケイティとの関係について
「彼女と出会い、アレックスは最初の頃は戸惑っている。しかし、次第に自分でもどうしようもできないぐらい、彼女の存在はアレックスの中で大きくなっていくんだ。二人の子供との相性も良いし、一緒にいることが自然に感じ始めるんだ。」

ラッセ・ハルストレム監督について
「監督はとにかく役者を信じてくれる。とても協力的で、僕たちのアイデアや提案にも耳を傾けてくれるし、失敗を恐れずにどんどんチャレンジしなさいと後押しをしてくれる。そんな心強い言葉をかけてくれる監督と仕事ができるなんて最高だよ。」

ノースカロライナ州・サウスポートについて
「今までで一番最高のロケ現場だ。すぐにでも住めるよ。絶景だし、なんでも揃っている。コンビニはあるし、真向かいには自宅がある。おまけに可愛い子供が二人もいるから文句無しだね。とにかくこの町がとても気に入っている。好きな環境で仕事をしていると一日がすごく短く感じるよ。」

ジュリアン・ハフにインタビュー

物語について
「この映画は、1人の女性が自分を取り戻そうとする作品よ。自分で居るために安全な場所を探し求めるの。」

ジョシュ・デュアメルについて
「アレックス役にぴったりよね。親切で思いやりがあって、とても優しい人よ。」

ケイティ役について
「彼女は最初、とても警戒心が強く、人と接することを避けていた。でも、アレックスと出会い、恋はしたくないけど、恋に落ちてしまうの。ケイティは愛する人を前に徐々に自分を取り戻していくけど、まだ心のどこかで過去の出来事によって警戒心を捨て切れないでいるわ。」

ノースカロライナ州・サウスポートについて
「最高の場所ね。ちょっとした穴場よ。あまり人に教えたくないわ(笑)。」

執筆者

Yasuhiro Togawa

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