デコボコトリオが氷の下にあった恐竜ワールドを大冒険する、シリーズ3作目にして最大のスケール。7月1日に全米公開され、初登場第1位、インターナショナルオープニング成績でアニメーション作品として過去最高の記録を打ち立てた映画『アイス・エイジ3/ティラノのおとしもの』の日本公開を前に、カルロス・サルダーニャ監督よりコメントが到着!

$red ◆最初の2作と今回の物語の違いを教えてください。 $
3Dの要素以外としては、今回は、まったく新しい恐竜の世界を作り上げることが出来たと思う。プロジェクトを立ち上げるたびに、「これまでよりも、よりエキサイティングなものは何だろう?」といつも自問するんだ。常に、ベストな物語を探し続け、チームのメンバー一人ひとりが、クリエイティブに考える力を持っているんだよ。




◆なぜ『アイス・エイジ』シリーズはこんなに人気があるのでしょうか。
物語にいろいろな要素が入ってきても、常にメインのテーマは家族であり友人なんだ。映画の核となる、シド、ディエゴ、マニーのトリオと、エモーショナルな関係を持ち続けながら、新たなキャラクターを登場させることによって物語のレベルを高めることが出来るんだよ。

◆3D要素を加えることはいかがでしたか。
みんなが3D映画を作ろうと決めたとき、僕は「どうしよう。こいつはとてつもないチャレンジだぞ」ってパニックになったんだ。でも、幸運なことに素晴らしい3Dアーティストたちが参加をしてくれて、それが自信になったんだ。陳腐なものや見掛け倒しなものは極力避ける努力をした上で、いくつかの調整を施した。みんな、映画の最後の仕上がりを見て、大興奮したよ。

◆『アイス・エイジ3』に期待できることはなんですか。
キャラクターたちを彼らの存在の一番のポイントであるハートを失わずに、次のレベルへと引き上げたんだ。楽しいエネルギーが一杯で、ワクワク・ドキドキがたくさん詰まっているから、子供と一緒のお父さんやお母さん、おじいちゃん、おばあちゃんまで、みんなが心から楽しめる作品だよ。
 
 
<ストーリー> 
ある日、ナマケモノのシドが穴から落っこちて、3つの卵を拾ってくる。生まれてきたのは、なんとティラノサウルスの子供、ティラノ・キッズだった!シドはティラノ・ママに見つかり、キッズともども氷の下の恐竜ワールドへと連れ去られてしまう!はたして仲間たちは、シドを取り戻せるのか!?迫り来るたくさんの恐竜たちから逃げられる!?
ミステリアスな恐竜ワールドで繰り広げられる、スリルと感動に満ちた3Dアドベンチャーが、いよいよ発進だ!!

 
 
 

執筆者

Yasuhiro Togawa

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=47391