カナダの人気アニメ『フラニーズ・フィート』宮崎あおいインタビュー!
カナダからやって来た2Dアニメーション『フラニーズ・フィート』がカートゥーン ットワークで9月から放映されている。
主人公は5歳半の女の子、フラニー。おじいちゃんのくつ修理のお店に持ち込まれる色々な靴を履いて不思議な世界へ出かけて行く。ちょっとした問題を抱えた個性豊かなキャラクターたちと出会い仲良くなることに、フラニーは一緒に解決策を考え、元気づける。そしてフラニー自身も旅を終えるごとに新しい発見をし、成長していくのだ。
本国カナダほか32カ国で大変な人気を博している本作。その日本語吹替え版としてフラニーの声を担当するのは、『NANA』など注目作に出演し、『銀色の髪のアギト』で声優にも挑戦している若手女優・宮埼あおいさん。フラニーと同じくキュートな笑顔を見せながら、『フラニーズ・フィート』について語ってくれた。
$DarkOrange ☆『フラニーズ・フィート』はカートゥーン ネットワークにて毎週月曜〜金曜8:00より、毎週土曜・日曜22:30より絶賛放送中!$
——主人公は元気いっぱいの女の子フラニーです。5歳半の女の子という役を声だけで演じるのは大変でしたか?
普段の演技と違って声だけですから、どうやればいいのか掴むのに少し時間はかかりましたね。台詞はすでに書いてあるので、語尾をちょっと上げてみて、5歳っぽさを表現したり…。フラニーの感情に声で合わせないといけないので、ちょっと疑っているような顔だったらこういう声だなとかいろいろ想像しながら演じています。それと一緒にお仕事をしている声優さんたちを参考にさせていただいたり。声優さんは小動物だったらそれっぽく声を出したり、もう少し細い体の人の感じでやってと言われたらそういう声を出せる。演じ分けられるのがすごいなあと驚いてます。
——フラニーは靴をはいて、いろいろな不思議な場所へ行きます。
ぞうりだったり、下駄だったり、その国の靴が出てきます。フラニーは特に国を特定してないジャングルとか、海の中、サーカス団、消防署などどこかの場所に行ったりもするんです。例えば消防署では消防士の仕事をしたいけどやらせてもらえない犬を手伝ってあげたりとか。後半戦は同じ国にまた行ったりもしますね。木登りできるようにしてあげた猿と再会するんですが、今度は木の上にずっと居すぎてゴミを木の上からポイポイ捨てちゃう。今度はそれを直してあげるんです。フラニーは子供なんだけど、いろんなことを教えてあげる子ですね。
——宮埼さんから見たフラニーの魅力は?
誰とでも仲良くなれちゃうところ。あと、いろんな人のことを助けてあげたり、いいアイデアをプレゼントをしてあげたりするところも。子供ならではの元気いっぱいな感じも見ていて気持ちがいいです。初めはおじいちゃんに注意されたりするフラニーだけど、旅をしていく中でこうすればいいんだと学ぶんです。フラニーは7分くらいのお話の中で毎回成長していますね。
——最近、旅行はしていますか?
家族で行っていた旅行は減っちゃいましたね。でも仕事でいろいろなところに行っています。仕事をしているからこそ、いろいろなところに行けるのかなという気もしますね。地方や海外に行って、楽しい体験をさせていただいています。その土地で初めて出会う人がいて、フラニーもいろいろなキャラクターと出会ってる。そういうのは自分で体験するのも見ているのも楽しいです。
——最後にメッセージをお願いします!
子供が見たら本当にフラニーをすごく近い存在で見てもらえるでしょうし、同じ事を考えていると感じると思います。けっこう大事なことを言ったりするので、大人も聞き逃さないように(笑)! いろんなキャラクターが出てきて、再会したりもするし、絵もかわいい。家族みんなで楽しんでもらえるんじゃないかなと思います。
執筆者
yamamoto