渋谷シネパレスにて行われた、日韓合作映画『純愛譜』の初日舞台挨拶。壇上に上がったのは三人の魅力的な女性。主演の橘実里さん、共演の粟田麗さん、そしてエンディングテーマを担当したクリスタル・ケイさん。会場にはそれぞれのファンの方々も多く見られ、熱い視線を舞台に向けていた。また、この日は『イルマーレ』『純愛譜』の公開記念キャンペーンとして募集されていた「愛のことば」の入選者発表も行われた。

※松竹配給『純愛譜』
2001年10月6(土)より渋谷シネパレス他にて全国ロードショー公開中。










『八月のクリスマス』『シュリ』、そして『JSAー共同警備区域ー』と話題作、ヒット作が出現し、世界が熱い関心を寄せる韓国映画。その韓国映画界をリードする製作会社シネマサービス(大ヒット作”Two Cops”シリ-ズのカン・ウソク監督が設立)が、日本映画の大手=松竹の出資と協力を得て、新たな話題作を誕生させた。ソウルと東京を舞台に、無垢なふたつの魂が不思議な“つながり”によってめぐり逢うまでを、優しく細やかに描いた“物語”、それが『純愛譜』である。
渋谷シネパレスで行われたその『純愛譜』初日舞台挨拶。当日は抽選会なども行われた。壇上に現れたのは主演の橘実里さん、共演の粟田麗さん、そしてエンディングテーマを担当したクリスタル・ケイさんの美女三人。各人それぞれ違う魅力と存在感を放っていた。
まずは主演の彩役の橘実里さん。
「この『純愛譜』の撮影は一年前で、やっとみなさんに観ていただけて嬉しいです。この映画は何度観ても楽しめる映画になっているので、何度も来ていただいて宣伝していただきたいと思います」橘さんはこの映画が初主演であり、しかも主演であった。オーディションでイ・ジェヨン監督はひと目見て彼女を気に入り、早速主役の彩のイメージを橘さんに合わせたシナリオを書き直し、「橘実里の純愛譜」のシナリオを書き上げたという。
続いて彩の友人役の粟田麗さん。
「今回は楽しめる役柄で、現場も楽しく、すごく思い入れの深い作品です。こんなすてきな作品に参加できた事をとてもうれしく思っております。もし気に入っていただければ、何度も観て欲しいと思います」
最後はエンディングテーマを歌われたクリスタル・ケイさん。彼女は胸の大きく開いた、ちょっとドキドキするドレスを着ての登場でした。
「『月のない夜 道のない場所』をエンディングテーマに使ってもらってありがとうございます。うれしく思っています。この映画の為に韓国へ・・・初めて自分の生まれた国へ行ってきました。家でもお母さんが韓国のビデオを一杯観ていて、韓国語を勉強しなければと思ったりしました。この映画のエンディングを観て、続きがすごく観たくなりました」
三人の女性の舞台挨拶の後、主演のイ・ジョンジェさんからのメッセージが紹介された。「今日は『純愛譜』の初日に来日できず残念に思っております。橘さんをはじめ、日本の方々と映画を初めて作った事はとてもいい経験になりました。クリスタル・ケイさんの素敵な歌声もこの映画をとても引き立ててくれています。どうぞ皆さん『純愛譜』を楽しんで観て下さい。そして観た後は、友達に広めて下さい」
この後『イルマーレ』『純愛譜』の公開記念キャンペーンで募集された「愛のことば」の入選者発表と、会場のお客さんへの『純愛譜』ポスタープレゼント(橘さん、粟田さんのサイン入り)の抽選も行われた。

※松竹配給『純愛譜』
2001年10月6(土)より渋谷シネパレス他にて全国ロードショー公開中。

執筆者

永見 憲宏

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