2001年7月9日月曜日、SHIBUYA-AXにて行われた映画『ELECTRIC DRAGON 8000V』の公開記念、試写会&スペシャルライブの模様をお伝えしたい。本編の音楽に欠かせない、監督の石井聰亙率いるMACHI1.67による迫力のサウンド。石井監督、小野川浩幸、浅野忠信、永瀬正敏らのメンバー全員集合での電撃ライブの模様は一体どんなものなのか!?試写会場が一転、ライブ会場と化す驚きのスペシャルイベント！当日はメンバーの勇姿をひと目見ようと、多くのファンが詰め掛けた。取材媒体も多く、TVカメラ等が会場に入りきらない賑わいになるほどになった。熱帯夜の渋谷に行われた熱いライブをさっそく、リポートしよう。







2001年7月9日月曜日。この日も連日続く、蒸し暑い熱帯夜であった。しかし、SHIBUYA-AXの会場内では更にヒートアップするイベントが行われようとしていた。『ELECTRIC DRAGON 8000V』この映画は監督にあの石井聰亙、出演に浅野忠信、永瀬正敏という、どう考えても大人しい作品になるはずもないスタッフ&キャストが揃った。『五条霊戦紀』でチームを組んだメンバーである。そのメンバーが『ELECTRIC DRAGON 8000V』の公開記念イベントとして、スペシャルライブを行ったのである。本編で音楽を担当したMACHI1.67。そもそも、このバンドは小野川浩之と石井聰亙とが組んでできたバンドであり、そこに浅野忠信がヴォーカル&ギターとして正式に参加し、さらに永瀬正敏がゲスト・ヴォーカルで参加をしているというものだ。ライブの前に上映された映画もデジタル5.1chによる迫力あるサウンドで観客を圧倒していた。そしてその後に行われたライブ演奏。試写会場は一転、ライブ会場と化し、大スクリーンをバックにMACHI1.67のメンバーが登場。迫力のライブが始まった。ステージ上で踊り、歌い、叫ぶ浅野。バックのスクリーンの映像がそれに拍車を掛けて妖しい世界観を構築する。五曲目からはいよいよ永瀬正敏の登場。浅野＋永瀬のツインヴォーカルで、場内一気にヒートアップ。TV等では滅多に観られない光景ではなかろうか？

この作品、あのクエンティン・タランティーノが東京で観て「凄いっ！凄いっ！とにかく凄すぎるぅぅぅぅ！」と言って絶賛したとか。
映画館ライブとも言われる本編、劇場で直に体験するのが正しい観方であろう。

本編は2001年7月20日(金)より、シネマライズにてレイトショー公開。

執筆者

永見　憲宏

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