『きみがぼくを見つけた日』レイチェル・マクアダムス、インタビュー
今回、「きみに読む物語」で号泣を誘ったレイチェル・マクアダムスが本作のヒロインとなります。本作は、「ゴースト/NYの幻」の脚本家がどうしても書きたかった、切ない運命に挑む恋人たちの物語。
ヒロインを務めましたレイチェル・マクアダムスに話を聞いた。
$red Q.役について $
長い間これほどの秘密を隠さなければいけなかったから、それが彼女を非常にユニークな人にしたと思います。彼女の最大の欠点は非常なロマンチストだったということで、彼女はタイムトラベラと恋愛している自分がすごく好きだったと思う。でも、生活の中で普通な部分も求める彼女は物語が進むにつれて苦労して行く。どれだけ彼を愛し、彼のすべてを受け入れても、彼女は必死に生活の中で普通な部分を見いだそうと思う。子供を生んだりして、「普通」な結婚生活を送って。
Q.ラブストーリーについて
このような苦難を乗り越えられる恋愛関係、そして彼女の忠実さを見ていて感動しました。まぁ、物語には悲劇があった方が楽しいと思う。見ている方も面白いし、演じている方も楽しい。彼らの人生の好調期と低迷期や最後まで恋愛を保つための頑張る姿を見て、すごく満足できると思う。
Q.映画の出演について
すごいユニークで素敵な恋愛物語だと思った。この役がすごく好きで、人物もよく考え出されていて、彼らの恋愛関係も好きでした。私がこの作品に惚れ始めたのは本を読んだ時でしたね。当時、本が映画化されるのを知っていたので、あれからずっとこの役を演じて見たかったです。「この役を貰えたらなぁ」って夢がありました。だから、念願の夢が叶って、役の話が来た時は大喜びでした。
Q.ロベルト・シュヴェンケについて
ロベルトがカメラの後ろに立っていることが好きです。他にも似たようなことをする監督とも何回か一緒に仕事をさせていただいているので、慣れていました。監督が一番良いポイントから撮影が見えるのならそれはそれでいいと思います。近くにてくれると安心できて、上手くシーンを取れたかどうか瞬時に分かるし、質問があればすぐに答えてくれます。本当に映画のことを思って、上手く撮りたいという監督の気持ちが伝わってきます。
Q.エリック・バナについて
私が今まで一緒に働いてきた俳優の中で彼が一番寛大な俳優でした。彼はものすごく辛抱強くって、シーンを撮っているときは頼れる人です。あと、一緒に居て楽しいです。彼にとって、映画作りは楽しくなければいけないことだと思うので。仕事を愛して、毎日好きで仕事に来る彼と共演できて最高でした。共にすごく良い時間を過ごせて、彼以上のタイムトラベルする夫はいないと思います。
Q.タイムトラベルについて
私はタイムトラベルで過去が見えるっていうところが好きです。ヘンリーは母の事故や他にも嫌な思い出をまた見たかも知れないけど、同時に戻って恋愛中の親の姿が見えたりして、家族と一緒に暮らす自分の子供時代の姿も見えた。それがこの映画の良いところだと思う、過去に戻って恋人が子供の時から育つ姿を見て、どこをどうやって生きて好きになった人に育ったかが観察できる。本当にこれはストーリーの素敵な部分だと思う。
執筆者
Yasuhiro Togawa