『オペラ座の怪人』インタビュー/パトリック・ウィルソン(ラウル)
仮面の下にひそむのは、愛か憎しみか。
世界で一番有名な、哀しくも美しい愛の物語。
世界最大の観客動員数!8000万人が観た、あのミュージカル 待望の完全映画化!
劇場版よりもアクティブなヒーローとして描かれているラウル役には、パトリック・ウィルソンが抜擢。「フル・モンティ」「オクラホマ!」などブロードウェイの舞台で主演する実力派で、叙情的なテノールを聴かせる。
2005年1月29日(土)より、日劇3他全国東宝洋画系にてロードショー
Qご自身が演じたラウルについて
Aラウルはオペラ座のパトロンとして登場する。家族の意思を継いで劇場を引継ぐためにオペラ座にやってくるんだ。そこで彼と彼の家族がとても金持ちで、劇場のパトロンであることがわかる。そして彼が到着した夜、クリスティーヌが舞台に登場する。そしていろいろあって、彼は彼女が子供の頃好きだった子だと気付く。あの時代は人がとてもドラマティックに生き、人生が愛情や死に直結し、若くして死ぬことも日常茶飯事だから、愛する人を見つけたら、一直線に、その愛を求めて突っ走るしかないんだ。
Q共演者について
A僕達3人はとても面白い三角関係を作り出している。ダイナミックで、強烈なものだ。愛、憎しみ、嫉妬が満ち溢れているから、本当に楽しく掘り下げていくことができる。この映画は大きな情熱、大きなエネルギーを醸し出していると思う。おそらく舞台版よりね。映画は、そばによって、心の中で起っていることをその人間の目を通して伝えることができる。それが映画の醍醐味だと思う。
執筆者
Yasuhiro Togawa