「DEAD OR ALIVE2 逃亡者」 三池崇史監督ら初日舞台挨拶
$#E07070 立ち見も満員、観客大興奮!!$
暗黒パワーで地球を破壊、文字どおり日本映画界に風穴を開けた三池崇史監督の「DOA」が帰ってきた!!12月2日、午後20時過ぎ、テアトル新宿前はレイトショー待ちの若人たちがぐるり。「DEAD OR ALIVE2 逃亡者」初日のこの夜、三池監督、竹内力、哀川翔が舞台挨拶に立ちました。レイト枠だけに監督は「終電に間に合うように気をつけて帰りましょう」と注意。続けて「揉め事は一切僕らの責任じゃありませんから(笑)」と、らしい挨拶を。御三家登場前→登場→退場まで、立ち見も混み合う客席は常時、興奮の渦でした。
立ち見も満員状態で泣く泣く家路についた客もいた初日。つけ鼻&鬘、アーミースタイルで三池監督に扮した進行役の小次郎が舞台に出、「こんなに人、入れちゃってスミマセン。裏では『バトルロワイヤル』やってますからねぇ」。この後、哀川翔が舞台に上がるや喚声が。拍手を背にした哀川、「三池なんて10年早いぞ」と小次郎をハリセンでブン殴ってしまいます。ちなみにこの2人の突っ込み&ハリセン攻撃は挨拶終了まで続きました。
三池監督、竹内力はこのすぐ後、拍手にまみれてご入場。待望の第二弾上映の前に早くも監督はパート3の話を。「パート3があるかないかは…えーと、今日、大映の土川取締役が来てますので…。(通路脇に立つ取締役に向かって)ありますかね?」。手振りでオーケーらしきサインを出す姿が見えますが、哀川翔がここで機転を。「みんなに聞いた方がいいでしょう。やった方がいいと思う人!!」、やんややんやの大拍手で取締役の決心も固まったに違いありません。「まぁ、みんな、パート2もまだ観てないんですけどね」(三池)。「俺のシーンで唯一CGが使われてるから、そのシーンもちゃんと見て」(哀川)。観客の皆さん、いかがでしたでしょうか。
執筆者
寺島まりこ