先頃、期待の新人アイドルが15人(更にプラスアルファ有り)も出演する、学園ホラー映画『恐怖学園』がクランクアップした。その記者会見が2001年7月18日に行われたわけだが、とにかくみんな初々しく好印象であった。この映画、小学生篇、中学生篇、高校生篇と三つのエピソードに分けられており、それぞれの年代の女の子たちが活躍する。監督は「ほんとにあった呪いのビデオ Ver.X」などのビデオシリーズを産み出してきた山口誠さん。今回が劇場用映画初監督作品という事で気合も入っていることだろう。公開は9月ということでまだちょっと先だが、期待して待っていたい。







期待の新人アイドル15人が出演する学園ホラー映画『恐怖学園』。先頃クランクアップして、その記者発表が行われた。監督は「ほんとにあった呪いのビデオ Ver.X」などのホラー作品を生み出してきた山口誠さん。記者発表の場には監督はもちろん、脚本の湯河健太さんも見えられた。彼らのコメント共々、新人アイドル達のコメントを駆け足で紹介しよう。

山口監督「学園ホラーという事で、怖さを意識しました。それは上手くいったと思います。撮影日数は短かったけど、出演者がみな若い子ばかりで、演技など色々成長が早く面白かったです」
湯河健太「今まで学園ホラーと雰囲気の違うものを目指しました。見える恐怖より、見えない恐怖が迫ってくる感じを出そうとしました」

エピソード1(小学生篇)出演の3人+友情出演の川島令子さん。川島さんは保健の先生役です。

秋田きよみ「映画ははじめてでちょっと自信がありません。保健の先生に怒られるところが怖かったです」
佐藤加奈「はじめてこういう仕事をしました。本当は3年生だけど4年生の役なので、年上に見えるように気を付けました」
神谷真実「同じ年の子と映画をやるのははじめてです。古い学校の方のトイレが洋式じゃなくて穴が空いているやつなので、怖くて夜トイレにいけませんでした」
川島令美「みんなすごく可愛くて、いい子ばかりでした。でもきよみちゃんを怒るシーンで、泣かれちゃってしばらく目を合わせてくれなかったんですよ(笑)。ただ怒るシーンじゃなく、恐怖シーンのようなところだったから仕方なかったですけど」








エピソード2(中学生篇)出演の6人。

須藤温子「プールを貸し切っての撮影があって、水面に写った学校とかが怖かったです。特殊メイクの人も怖かったです。でも楽しかったです」
谷口紗耶香「ホラー映画は初めてでした。プールの中に引き摺られるシーンがあったんですけど、てっきりスタッフの人が引っ張ると思っていたんです。でも特殊メイクをした人が映画みたいに引っ張って、すごく怖かったです」
上原千夏子「初めて映画をやりました。監督さんも初めて映画を撮るという事だったので、また二回目も一緒にできればいいなと思います」
照屋まみ「映画出演が初めてで、ホラー映画も初めてで、緊張しました。いい思い出にもなりましたし、勉強にもなりました」
吉川恵梨「今回の映画が私も初めての仕事なので緊張しました。」
小倉星羅「演技ができなくて泣いちゃったりしました。でもみんなに励まされてなんとかできました」

エピソード3(高校生篇)出演の5人。

原史奈「高校生篇は血がバンバン飛び出すようなスプラッターものじゃないけれど、最後に血ガ出るシーンなどもあって、観る人にインパクトを残す映画です」
金田美香「毎日暑い日が続きますけど、これを観てもっと涼しくなって貰いたいです。高校生篇はけっこうリアルな話になっていて、ふと思い出すような怖い話になっています」
上原まゆみ「色々な体験を映画の中でしたので、そこら辺をヒヤッとしながら観て頂きたいと思います」
中村かすみ「みんなと仲良く撮影できて良かったです。映画もなかなかの出来になっているので是非観てください」
浅見れいな「みんな仲良くできてその感じが映画に出ていると思います。みんなには嫌われている先輩の役で、そういう先輩が呪われる時の顔なんかを観て欲しいですね」

公開は2001年9月29日、テアトル池袋ほか全国ロードショー公開予定。

執筆者

永見 憲宏