本国タイにて、公開僅か4週間で130万人を動員した大ヒット作『フェーンチャン ぼくの恋人』が、3月19日(土)より公開中だ。タイの田舎町を舞台に小学生の初恋と友情を軽快なテンポで描く本作は、“タイ版『小さな恋のメロディ』”と絶賛され、誰もが持つ子供の頃の甘酸っぱい記憶を思い起こさせる感動作となっている。
 今回インタビューを受けてくれたのは、本作で輝く存在感を見せている子供たち。主人公ジアップ役のチャーリー・タライラットくん、ノイナー役のフォーカス・ジラクンちゃん、ジャック役のチャルームポン・ティカマポーンティラウォンくんが、作中同様、元気いっぱいに語ってくれた。

$deeppink ★『フェーンチャン ぼくの恋人』は3月19日(土)よりシャンテシネにて“胸キュン”ロードショー!!$




——『フェーンチャン ぼくの恋人』が日本でも公開されることになりました。今の気持ちを聞かせてください。
チャーリー:とっても嬉しいよ。日本でもタイと同じように見てくれるかな。
フォーカス:こうやって日本に歓迎されてとても嬉しいです。
チャルームポン:僕も日本人にこの映画を見てもらえてすごく嬉しいよ。だって、この映画はみんな頑張って撮ったから。それにこの映画にはタイ文化も登場するので、沢山の人に見てもらいたいな。

——撮影中大変だったことはあった?
チャーリー:たくさんあったけど、一番難しかったのは泣くシーンかな。楽しかったのは自転車の荷台に乗って坂を下るシーン。とても早くて面白かったよ。、
チャルームポン:お母さんにたたかれるシーンは怖かったんじゃないの?それにバイクのシーンも。
チャーリー:大丈夫、怖くなかったよ。
フォーカス:私は、泣くシーンと髪の毛を切るシーンかな。子供の日のシーンとままごとで買い物をするシーンが楽しかったわ。

——自分が演じた役で好きなところ、似ているところはある?
チャーリー:僕は、ジアップに似ているかな。男の子とも女の子とも遊べるし。
フォーカス:私はノイナーとは全然違うと思うんだけど、監督のお兄さんたちは似ているっていうの。だから私は似てないと思うんだけど、監督にとっては似ている部分があるのかもしれない。
チャルームポン:一部はジャックの性格と似ている部分があるかもしれない。全裸になって水に飛び込むシーンがあったけど、今まであんなことやったことなかった。だから、どうやったら恥ずかしくないかと気持ちの整理をするのにとても時間がかかったよ。

——作中でドラえもんなど日本のアニメが登場していました。皆も日本のアニメは好き?
チャーリー:うん。好きなのはワンピース!
フォーカス:私はドラえもんに、セーラームーン、あと一休さん!
チャルームポン:僕はドラえもんに、ポケモン、クレヨンしんちゃんかな。

——記者会見で日本の着物を着ていたけど、着心地はどうだった?
チャーリー:あれって確か昔の天皇の衣装でしょ?そういうの着られる機会はめったにないから嬉しかったよ。でも、正直言うとちょっと窮屈だったんだ。特にお腹のあたりがね。
フォーカス:とってもきつかったの。でも本当は十二単なんでしょう?私が来たのは簡略されたものだったからラッキーだったわ。
チャルームポン:ああいう日本の衣装を着られてとても感激したよ。だって、日本の子供だってああいう素敵な衣装はめったにできないでしょ?だからとても名誉に思った。本当言うと窮屈だったんだけど、周りから見たらかっこよく見えたと思う。色もキレイだったし。でも太っている人が着るとどうしても相撲の行司みたいだよね(笑)。

——日本は好きになれそうかな?
フォーカス:気候がタイより過ごしやすくて、また機会があったら日本に戻ってきたいわ。
チャーリー:今日は雪が降るって知らせだから楽しみなんだ。
チャルームポン:東京は大きい街なのに、人はあったかくてとてもいいところだね。カッコいい人に声を掛けてもみんなニコニコして写真を撮ってくれるし。それにハイテクなおもちゃも沢山あるしね。

執筆者

yamamoto

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