全米BOX OFFICE初登場TOP10入り!ソーシャル・メディア恐怖症続出のあの“闇”に再びログイン!
『ゲット・アウト』のジェイソン・ブラムと『search/サーチ』のティムール・ベクマンベトフが仕掛ける新感覚スリラー待望の続編!
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『ゲット・アウト』のジェイソン・ブラムと『search/サーチ』のティムール・ベクマンベトフが仕掛ける新感覚スリラー続編『アンフレンデッド:ダークウェブ』の3月1日(金)より新宿シネマカリテ、なんばパークスシネマ他での全国順次公開が決定いたしました。

今度は、禁断の“闇サイト”が、観るものを恐怖のどん底へ突き落す―
全米で公開されるやPC画面のみで物語が展開するというこれまでに無かった斬新な設定とその恐ろしさが話題を呼び、BOX OFFICEに4週連続TOP10入りを果たし、日本でもTwitterを始めとするソーシャル・メディア上で“怖すぎる”、“もうSkypeは出来ない”などのつぶやきが溢れ話題を呼んだ前作。待望の続編である本作でも、全編PC画面上で展開していくその手法はそのままに、インターネット社会の裏に蠢く恐怖とその先に拡がる暗黒世界は更にスケールアップ!物語の中で駆使されるソーシャル・メディアがリアルタイムに進化を遂げ、決して踏み込んではいけない危険領域“ダークウェブ”に潜む想像を絶する恐怖のどん底に突き落とす!

前作『アンフレンデッド』と本作『アンフレンデッド:ダークウェブ』のプロデューサーで、日本でも大ヒットを記録した『search/サーチ』や『ハードコア』の製作も務めたティムール・ベクマンベトフの貴重なオフィシャルインタビューが到着致しました。

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Q:『アンフレンデッド:ダークウェブ』の始まりは?
 
A:第1作目の『アンフレンデッド』が大成功を収めた後、「スクリーン・ライフ」(ティムール・ベクマンベトフが提唱する新たな映像表現。デバイス画面上の動きで人間の感情を表現する。)のための新しいプロジェクトについて考え始めた。 ロサンゼルス事務所のアナ・リサ・ムラヴィナとマリア・ザトゥロフスカヤが若手映画監督のためにワークショップを開いて、彼らと新しいプロジェクトの開発に取り掛かった。そのプロジェクトでは、『アンフレンデッド』と同じように、物語のすべてが我々が持っている端末の画面の上で展開していくということにフォーカスした。
   経験豊かなプロと有望な映画監督たちが僕らの事務所で一緒に作業をして『アンフレンデッド:ダークウェブ』、 『search/サーチ』、『Profile(原題)』、『Liked and Followed(原題)』が生まれていくのを見るのは胸が踊るような体験だったよ。
   そして、それから数年後経った今、僕らの資金面でのパートナーであるドッサーのおかげで、これらの作品は全て『アンフレンデッド』に続いて長編映画になった。僕らはまた、ジェイソン・ブラムと組んで続編を製作することを話し合った。ジェイソンなしでは第1作目の成功はあり得なかったからね。一人の若者が誰かのノートパソコンを見つけて、突然以前の持ち主の世界に入り込んでしまうという考えが誰からきたのかはわからない。『テナント/恐怖を借りた男』の大ファンである僕は、この設定がとても気に入った。 
  物語が決まってからは、すべてがあっという間に進んでいった。新しい監督を探している間に、第1作目は若手の映画監督だけでなく、定評のある映画監督や脚本家の間でも人気があるということを知って驚いた。その数日後、ジェイソン・ブラムとクーパー・サミュエルソンから、スティーブン・サスコを監督に起用したらどうかという提案があったんだよ。僕は彼がアメリカ版にした『THE JUON/呪怨』が大好きだから、すぐに「賛成!」って言ったんだ。
 
Q:『アンフレンデッド』からどのように発展していくのですか?

A:スクリーン・ライフのある映画が別の映画に似ているという意見が交わされている。批評家や、映画会社重役やプロデューサーからもそんな声を聞いている。でも才能ある映画監督ならば、これまでに作った映画とは全く違う映画を作ることがあると僕は確信していた。そのために唯一必要な条件は、その監督が自分の才能を解き放つことができるように、自由にしてあげるということなんだ。僕が軍隊にいるときに、軍曹が言ったことを思い出すんだよ。「爆弾は二度も同じ場所では爆発しない」ってね。
  続編は、スタイルの面では第1作目に近い。スカイプで同じ会話に参加した数人の友達同士が、自分たちのコンピューターを通して何者かから脅迫される。そしてそれと何としてでも戦わなければならなくなる。これ以上ネタはバラさないよ。自分で見た方がいいからね。

 Q:監督やキャストとの仕事はいかがでしたか?またジェイソン・ブラムと再びタッグを組んだのはいかがでしたか?
 
A:スティーブン・サスコと1年過ごせたのはとても良かった。彼にとっては監督を務める最初の作品だったんだけど、彼は自分が何を求めていて、どうやってそれを達成するかちゃんと理解していた。彼のような影響力のある映画監督にとって、スクリーン・ライフは素晴らしい映画製作のツールであるということが証明されたんだ。 スティーブン(サスコ)は、怖い映像を作ることや、それを使って観客の心を捉えるのがすごくうまい。僕も怖い思いをするのが好きだから、またもう1本一緒に映画を作ろうってことになったんだよ。ジェイソン・ブラムは、スティーブンを僕に紹介してくれただけでなく、2015年には、スクリーン・ライフの作品が劇場で見せられるように、ドナ・ラングリーと一緒にフォーマットの面で助けてくれて、僕は彼にとても感謝している。もちろん、ネルソン・グリーヴス、アダム・シドマン、クーパー・サミュエルソンなど第1作目の『アンフレンデッド』のチームとまた一緒に仕事ができたことも嬉しかった。
 
Q:インターネット、特にダークウェブは、なぜホラー映画の題材に向いているのでしょうか?
 
A:ホラー映画の筋金入りのファンは、真の恐怖は、僕らが毎日関わることの中に潜んでいるということを知っている。ウェブがまさにそれなんだ。僕らはこのデジタルの海の中で暮らしている。その海の水面にはニュースサイト、ソーシャル・ネットワーク、そして様々な娯楽が浮かんでいる。でもその海の深い所にはモンスターが住んでいて、獲物を選ぶまで、めったに姿を現さない。いつもは平静に見えても、クリックひとつで死に至るような危険に変わるということを考えると、僕もゾッとする。もちろん、この映画はフィクションだが、スティーブンが映画の中で使った出来事は、インターネットの深みのどこかで実際に起こったことなんだよ。
 
Q:『アンフレンデッド』からテクノロジーの面でどのような変化がありますか?
 
A:スクリーン・ライフはまだ誕生してから日が浅い。この5年間で作った映画は7本。そのために新しいスキルが必要で、新しいツールやソフトウェアを開発しなければならなかった。僕らは、スクリーンキャスト・レコーダーを開発した。観客はそれをクリックして、やりとりができるんだよ。これによって、僕らは映画とゲームの間にある壁を打ち破ったんだ。僕はこれを「テクSR(スクリーン・リアリティ)」と読んでいる。これは、スクリーン・ライフの映画の作り方だけでなく、僕らのデジタル生活さえも変えると僕は確信している。画面上の僕らの生活が豊かになればなるほど、そこで起こることを録画して、互いと共有することが重要になるんだ。
 
Q:観客がこの映画を見てどのようなことを得ることを望んでおられますか?
 
A:いい映画はいつまでも心に残る。僕らに「語りかけ」、人生を変えるんだ。『アンフレンデッド:ダークウェブ』も同じだと思う。僕らは、安全だと確信して様々な電子端末に個人的な情報や秘密を託してしまう。でも、それらの秘密が悪者の手に渡り、悪いように利用されてしまったらどうなるだろうか。そんな問いに答えて、全ての謎を解くためには、観客の皆さんはこの映画を少なくとも2回は見ないといけないよ。

【プロフィール】製作:ティムール・ベクマンベトフ (TIMUR BEKMAMBETOV)
1961年旧ソ連カザフスタンのグリエフ(現アティラウ)生まれ。1987年にオストロフスキー映画芸術大学を卒業。1994年BAZELEVS社を設立、広告・映像制作・配給・マーケティングを行う。2004年に『ナイト・ウォッチ』の監督・脚本を手掛け大ヒット、当時のロシア歴代最高興収を記録。続編『デイ・ウォッチ』の監督・脚本も務めた。その後、ハリウッドに渡り、アンジェリーナ・ジョリー主演で『ウォンテッド』(2008)を、2012年にはティム・バートンと共同製作で『リンカーン/秘密の書』を監督した。2015年にはアメリカで『アンフレンデッド』を製作、コンピューター上で展開する新時代のティーンホラーを創り上げ、制作費の60倍近くの収入をあげた。その後も『ハードコア』(2016)、『search/サーチ』(2018)や本作など野心的で革新的な作品を製作し続けている。待機作『PROFILE』(原題)はベルリン国際映画祭でパノラマ観客賞を受賞している。
STORY  中古のパソコンを手に入れたマタイアス。早速起動し、様々なソーシャル・メディアを開くと、以前の所有者と思われる“Norah”というアカウント名が表示されていた。すべてを自らのIDに書き換えログイン、いつものように恋人アマヤや友人たちとSkypeで談笑しているなか、“UNTITLED”と書かれた隠しフォルダを見つける。そこには、鎖に繋がれ監禁された女性や、ドラム缶の中に捕われた者など悍ましい動画ファイルの数々が。これは一体…。とその時、見知らぬアカウントからメッセージが届く。「俺のPCを返せ。さもないとアマヤは死ぬ」。それは、逃げ場のない恐怖の幕開けであった。

監督・脚本:スティーブン・サスコ『THE JUON/呪怨』『呪怨 パンデミック』(脚本)
プロデューサー:ジェイソン・ブラム『ゲット・アウト』、ティムール・ベクマンベトフ『search/サーチ』
キャスト:コリン・ウッデル 『アンセイン ~狂気の真実~』、ベティ・ガブリエル 『ゲット・アウト』『パージ:大統領令』、レベッカ・リッテンハウス
アンドリュー・リース 『私とあなたのオープンな関係』『オリジナルズ』(TVシリーズ)、コナー・デル・リオ
2018年/アメリカ/93分/原題:UNFRIENDED: DARK WEB 公式:dark-web.jp
©2018 Universal Studios. All Rights Reserved.  ユニバーサル映画 配給:ミッドシップ 宣伝:ポイント・セット