発行部数約100万部の大ヒット漫画がついに映画化!!真面目で実直な会社員が3人の美しい女達に翻弄され、人生を狂わされていく・・・。劇場公開作品が初めてという仰木豊監督が、実写ならではのエロティックさやリアルな恐怖感を極めて官能的に作り上げました。
主役には、今作で初ベッドシーンに挑んだ川村りかがまさに体を張って演じきり、また蒼井そら、西本はるかとベテランが脇を固めています。

<ストーリー>
石橋を叩いて渡るように、どんな時も細心の注意を払いトラブルを避け真面目に生きてきたサラリーマン戸田誠(小田井涼平)は妻(西本はるか)と可愛い娘の3人で平凡ながらも幸福な家庭を築いていた。
だがある日、戸田の勤める会社に新入社員として沙耶(川村りか)が配属されてきた。
どうゆうわけか沙耶は様々な手を使い戸田に迫まり、次第に二人は関係を持つようになる。
二人だけの秘密で終わるかの様にみえたこの情事は、次第にエスカレートし戸田の家庭を崩壊へと向かわせ、さらには信頼していた部下の坪井(蒼井そら)からも関係を迫られるようになる。
女たちに激しい欲求に戸田の人生は狂わされていくが、しかし、そこには驚愕の事実が待っていた・・・。


●主人公・沙耶についての感想

初めは川村りかの中に沙耶を見つけることが出来なかったです。原作を何度も何度も読み返すうちに自分の中に沙耶を見つけだすことが出来ました。沙耶の気持ちに少しでも寄り添えるようにしました。
きっと漫画と同じ沙耶は出来ないと思ったので、自分の中にある沙耶を見つけながら演じました。

●過激なシーンが多かったですが・・・?

共演者の小田井さんが演技をしやすいように工夫して下さいました。ベッドシーンの小田井さんにまたがっているシーンは3時間ずっと同じ体勢での撮影で、筋肉痛になりました!(笑)

●これから見る皆さんへ

「SとM」の原作ファンの方にはもしかすると違う物語に見えてしますかもしれません。
川村りかの中の沙耶を出して演じたので、こういう「SとM」もあるんだなと原作とは違う、別のものを見る気持ちで見て楽しんで頂きたいです!

執筆者

Yasuhiro Togawa

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=48214