LISMOオリジナルドラマ第4弾「土俵際のアリア」がいよいよ7月13日(月)より配信いたします。
配信を目前に控え、その圧倒的な美貌と飾らない人柄で、幅広い役柄に挑戦し続ける、女優の栗山千明さんに突撃インタビューを決行いたしました。『ハゲタカ』の硬派な演技が記憶に新しい中、彼女が今回挑んだのは、日本映画の若き才能、山下敦弘監督が作り出すナンセンス・ラブ・コメディの世界。一週間にわたり、ヒロインの小学生時代(!)から花嫁姿まで、男運のない幸子という役柄を体当たりで挑んだ直後の栗山さんに、撮影のエピソードを伺いました!

$red Q:脚本を読んで、作品や幸子という役柄に対してどういう感想を持ちましたか? $

栗山:脚本は、おもしろかったです(笑)。でも、リアルじゃないし、コメディコメディしているわけでもないし、微妙なラインが難しいなあと思いました。幸ちゃんに関しては、我慢強いなあ〜って。私だったら、好きでもない男の子とつきあうなんて、耐えられない!(注:幸子はサッカー部の龍次に片思いしているのに、なぜか相撲部の良巳とつきあうスパイラルから抜け出せない小中高時代を過ごしてしまう)。

$red Q:でも、子分的な男の子たちには強気ですよね? $

栗山:監督がおっしゃるには、弟(森山未來)とその同級生たちには強気なんだと。つまり、弱い者には強くて、自分より強い人や自分が好きな人には弱くなっちゃうタイプみたいです。私が思うに、幸ちゃんはネチネチしてるんですよ。高校時代のラストなんて、ものすごーく陰湿な行動をするし(笑)。





Q:観てのお楽しみですが、確かに衝撃的なくらい陰湿ですよね(笑)。それにしても、小学生姿がはまっていてびっくりしました。

栗山:自分でもびっくりしました! お話をいただいたときに、さすがに小学生の格好はないでしょ〜と思ったし、着ているときも違和感があったんですけど、撮影後に場面写真を観ると、「これ、小学生時代のリアル千明だよ!」っていうくらい、いちばんしっくりきてました。私のサイズに合う、子供っぽい服を見つけてくれた衣裳さんがすごいですよね。靴下のボンボンとか、細かいところも見て欲しいです。

Q:そして、中学時代はセーラー服、高校時代はコンビニ店員ですね。

栗山:コンビニ店員時代がいちばんやばいです(笑)。髪の毛をひとつにしばって、でっかいメガネを鼻でかけて、くしゃみがとまらないせいで、後半はずっと鼻の頭がチークで真っ赤。もう、コントの酔っぱらいです(笑)。

Q:これから配信するわけですが、見所はどこになりそうですか?

栗山:未來君の髪型とキャラです。マッシュルームカットの次に、なんで襟足の長いヤンキーヘアになってんの!? っていう。それで、物陰から私たちを見て、「ねえちゃん……」ってつぶやくわけです。その画は絶対におもしろいと思います。というか、そのつぶやく姿に、おいしいところを全部もってかれちゃってる気がします……(笑)。

LISMOオリジナルドラマは、携帯ドラマの概念を超えた、映像・音楽ともに最高のクオリティで、いつでもどこでもライフスタイル応じて映像コンテンツをお楽しみいただけるよう、新たな映像視聴スタイルを提案していきます。
 
 
 
 
 

執筆者

Yasuhiro Togawa

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