人形をひとコマ(1コマ=1/24秒)づつ動かし、照明・セット・カメラポジションを変えながら撮影するこま撮りアニメーションは1日わずか数秒分の映像を撮影することしかできない。この手法を用い、合田経郎(ごうだつねお)監督をはじめ、スタッフがありったけの愛情を込めて作られた『こま撮りえいが こまねこ』。そこに命を吹き込まれたこねこのヒロイン“こまちゃん”をはじめ、愛らしいキャラクターたちがスクリーンの中を駆け回る!

エンディングテーマ「1 2 3」の作詞と歌を担当しているのは、イタリア語で“小さな太陽”という意味を持つSOLITA(ソリタ)、13歳。クレモンティーヌの娘であり、今まで母娘デュエットやCDジャケット写真に参加してきた彼女の柔らかい歌声が、ラストをほんわかと盛り上げる!




——日本滞在中はどこかにいきましたか?
7月13日から日本に滞在中で東京、名古屋、大阪、京都、福岡、神戸、そして東京に戻ってきました。ショッピングでIPODとか鉛筆などの文房具を買いました。お買い物をするにはカワイイものがいっぱいあるので、日本は天国みたいです!

——日本食は何が好き?
日本食はたくさん食べましたが「手羽先」と「うどん」が美味しかったです。

——最初テーマソングの話があった時、どう思いましたか?
とってもうれしかったです。詩は自分で書きました。「1 2 3」はスキップしながら楽しく遊んでいるイメージです。お母さんからもアドバイスをもらいました。

——どんな時に詩を書きますか?
何かを感じた時です。実はデジタルカメラをフランスに忘れてきてしまったんですが、自分の写真と詩で写真集も作ってみたいですね。

——『こまねこ』を見てどう思いましたか?
『こまねこ』は大好きな映画です。自然の中に住んでいるところや、お友達にお人形をあげるのがいいなと思いました。キャラクターの中ではお人形の「ももいろちゃん」と「はいいろくん」が好きです。

——こまねことの共通点は?
写真を撮るのも好きだし、物を作ることが好きなところですね。

——日本での人気についてはどう思いますか?
すごくはずかしがり屋なんですけど、日本での人気はすごいなと思ってます。

——お母さんのクレモンティーヌさんはどんな人?
とっても優しくってクールです。普通のおかあさんより優しいと思います。人の前に立つ人なので、出かける時はファッションチェックをしています。一緒にお菓子を作ったりもします。お母さんの曲は全部好きです!

——弟のディエゴくんとはいつも何をして遊んでいますか?
ディエゴと一緒に変装ごっこをしています。ディエゴにかつらをかぶせておばあちゃんに見せたりします。でも私はやりません!

——休日は何をしていますか?
家族で田舎のおばあちゃんの別荘に遊びに行くことが多いです。洋服も大好きで、よくウインドウショッピングをします。将来はスタイリストになりたいです。

——映画の音楽にまた携わりたいですか?
ぜひまたやりたいです。どんなジャンル、そうですね。ホラーはいやだなあ。楽しくって、みんなが幸せになるような映画がいいですね。

執筆者

Miwako NIBE

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