韓国映画ブームの火付け役『八月のクリスマス』のリメイク作品『8月のクリスマス』は昨年9月に劇場公開され、ロングランヒットを記録し話題を呼んだ。主演は、8年ぶりの映画出演となったミュージシャン・山崎まさよし。そしてヒロインには第60回毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞に輝いた、今最も注目の若手女優・関めぐみ。他にも西田尚美・大倉考ニ・井川比佐志・戸田菜穂といった魅力的な俳優陣が脇を固めている。

オリジナル版は『四月の雪』のホ・ジノ監督デビュー作の『八月のクリスマス』。その舞台を韓国から日本に移し、オリジナル版の設定を生かしつつも新たな感動とともに誕生!劇中で使用されている楽曲は、主演の山崎まさよしが全てを手がけ、その歌声は作品の感動とともに胸に響く。

人を愛することの大切さを気づかせてくれる、感動のラブストーリー『8月のクリスマス』に出演された、関めぐみさんに話を聞いてみた。


——オリジナル版『八月のクリスマス』は御覧になりました?また、演じる時に気になりましたか?
オリジナル版は観てないです。この作品は長崎俊一監督の『8月のクリスマス』だと思っていたので、比較したり意識したりはしたくなかったんです。

——長崎監督はどんな方でしたか?
威厳のある方なので、最初は怖いかなって思ってました。でも撮影が進んで話をするようになると、シャイだっていうことがわかったりして。かわいい部分もあるんだってわかると、面白かったです。演技に関しては細かい部分を指摘はせず、役を作り込むことよりも、私らしくいてくれればいいとおっしゃって、自然体を大事にする方でした。

——山崎まさよしさんとの共演はどうでしたか?
とても楽しかったです。お会いする前の印象と第一印象が違ったんですよ。山崎さんのことはミュージシャンとして知っていました。歌詞も書く方なので言葉の使い方に気を使ったり、いつも難しいことを考えている方なのかなと思ってたら、気さくな方でした。いつも自然体で、遊んでくれました(笑)

——撮影中のエピソードを教えてください。
おもしろいことをいっぱいしてくれました。ものまねとか、小話とか。
歌を作って頂いたんですが、即興なのに胸に響いて、やっぱりすごい方だなあって思いました。

——バスケのシーンがありましたが、何かスポーツをされてたんですか?
中学の時はバスケとか陸上とかやってたんですけど、中学までだったんで、撮影前に練習しました。体育館を往復するのが大変でした(笑)

——ラストのシーンでガラッと雰囲気が変わったように感じたのですが、気を使われたんですか?
この作品は季節に合わせて撮影されていて、夏編を撮った9月から雪が降る時期まで半年くらい期間があったんです。その間で私も・・・

——『8月のクリスマス』の魅力はどこだと思いますか?
1つの作品として話が綺麗。激しかったり、展開が早いことはなくて、時間が綺麗に流れていく映画です。構えずにみれる作品ですね。

——観て欲しいところはどこですか?
全部です。私は、お父さんと寿俊の掛け合いがリアルで好きでした。バスケのシーンと遊園地のシーンは楽しかったので見て欲しいです。私の役はすごくかわいらしい女の子の役なので、そこも見てほしいですね。

『8月のクリスマス』レンタル開始
開始日■2006年3月8日
ジャンル■邦画/ラブ・ロマンス
画面■16:9LBビスタサイズ(DVD)ビスタサイズ(VHS)
音声■日本語ドルビーデジタル5.1chサラウンド(DVD)日本語ステレオ(VHS)
(C)表記■2005「8月のクリスマス」製作委員会
発売元■東芝エンタテインメント株式会社
販売元■ハピネット・ピクチャーズ
特典■レンタルでしか見ることのできない特典映像
   丸ビルにて行われたFM東京主催イベント映像(山崎まさよし生ピアノ演奏あり) 
[セルDVDも同日発売]
■スタンダード・エディション ¥3,990(税込)
■プレミアム・エディション   ¥7,140(税込)
関めぐみさん今後の出演作:『ハチミツとクローバー』『笑う大天使』
衣装協力:52A SOON...

執筆者

umemoto