仕事に恋愛、おしゃれに趣味…多忙な彼女たちも避けては通れぬ重大な問題。それが「結婚」。本作は幼なじみの仲良し美女3人組が、30代にいよいよ突入し、さまざまな葛藤や決断を経て、本当のしあわせに気づくまでを描いた大人のラブコメディー。年齢を問わず、頭の片隅に結婚を意識している人なら誰もが共感できる。そんな日本映画の登場です。

本作『しあわせなら手をたたこう』で、理想と現実の狭間で揺れ動く美幸役を演じた主演2作目となる田波さんにインタビュー!

本作は50人を超える20〜30代OLへの取材をもとに脚本が執筆され、劇中で描かれているドタバタエピソードの数々は実話をベースに作られているとの事で、とってもリアルな本音トークが聞けるかも!

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—-普段はモデルとして活躍されている田波さんですが、女優をすることで何か変わったことは?
最初はやっぱり恐かったですね。でも、初めて出た映画『雨よりせつなく』が同じ世代の役で、監督から演技をすることを恐がらなくてもいいし 、安心してくれていいと言ってくださって。それで女優のお仕事に飛び込んだんです。現場ではモデルということを忘れて演じていました。その 経験がモデルのお仕事にも役立っていますね。自然な顔とか、作り込んでない顔をすることに気負わなくなったし、カメラマンさんにも「ちょっと 変わったね」って言われたりするようになりました。

—-『しあわせなら手をたたこう』はいろいろな女性の本音が盛り込まれています。一番共感できた部分は?
私にもとても仲のいい友達がいるので、のりこや千絵みたいなすごく大切な存在がいるところにとても共感できました。作品のように一緒に住ん でいるという設定でなくても、けんかしたり、なぐさめあったり、結婚についてとか相談ができる存在はとても大切。悩んだときはほぼ友達に助 けてもらってます。ストレスをあまり感じないタイプなのですが、それは何でも話せる友達がいるからだと思います。

—-仕事・恋愛に対して真摯に向き合う未幸を演じた田波さんですが、未幸、のりこ、千絵の3人の中では誰に一番似ていますか?
未幸は「結婚」という2文字が欲しかった子ですよね。私も昔は“理想像”を追っていました(笑)。今は一緒にいてウソをつかずに生きていけて、 苦にならない人がいいなと自然に変わっていきましたね。3人の中では…恋愛では「千絵」っぽかったり、仕事では「未幸」だったり。でも私は基本的に頑張りすぎると反動がきちゃうので、自分のペースで生活するように心がけてます。

—-3人の衣装や、共同生活をしている部屋のインテリアがとてもカラフルでかわいいですよね。
そうなんです。色使いとか素敵ですよね。撮影で使った洋服の中からお買い上げしたものもありました。合コンのシーンで着ている服装もとても かわいくて。他の衣装もとても素敵だったんですが、個人的にはせりちゃんの服がとても派手でびっくりしました(笑)。インテリアも、もともと大好きで、最近は丸いシャンデリアを買いました。ただテーマを考えずにかわいい!と思ったら買っちゃうので、部屋がごちゃごちゃしちゃうのが悩みなんです(笑)。

—-監督や共演の方の印象は?
内田英治監督はとても面白い方で、作品を“一緒に作った”という感じですね。(岩堀)せりちゃんはすごく演技がうまくて、「やっぱりせりちゃん好き!」と思 いました(笑)。(岡元)夕紀子ちゃんは一番若いんですけどかわいいだけじゃなく色々な表情を持っているし、声の出し方とかも変えてみたりしていて。引っ張ってくれましたし、とても勉強になりました。

—-では最後に、『しあわせなら手をたたこう』をどう見て欲しいですか?
男性の人が見てもきっと共感できますし、女友達と行っても楽しめる映画です。もちろん付き合っている人と見ても、いつも恋の相談をしている人と行くのもいいですね。見て、いろいろ感じてほしいです。もちろん仕事で疲れている時に見ても、きっと気持ちが楽になれる映画だと思います。

執筆者

Naomi kanno

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作品紹介『しあわせなら手をたたこう』