仮面の下にひそむのは、愛か憎しみか。
世界で一番有名な、哀しくも美しい愛の物語。
世界最大の観客動員数!8000万人が観た、あのミュージカル 待望の完全映画化!
カリスマ的な魅力が問われるファントム役に選ばれたのは、『トゥームレイダー2』『タイムライン』と躍進めざましい若手俳優ジェラルド・バトラー。セクシーな歌声と存在感ある演技でこの物語を牽引する。これまでにない新しいファントム像は大きな話題と注目を集めるだろう。

2005年1月29日(土)より、日劇3他全国東宝洋画系にてロードショー




Q本作の出演のきっかけは?
A僕のエージェントが電話してきて、「歌えるか」と聞かれた。「もちろん、歌えるよ」と答えたが、「ミュージカルでも歌えるか」と念を押され、「やったことはないけどね」と答えた。そして「やる気があるなら、ジョエル・シュマッカーがファントム役に君を考えているらしい」と言われたんだ。それから台本が送られてきた。僕は曲を買いに行って、台本を読みながら聞いた。圧倒されたよ。涙が溢れ出てきた。役に感情移入できたし、物語も音楽も最高だった。

Q出演しようと思ったのはなぜですか?
A自分が本当に感情移入でき、感動し、人も感動させることができるチャンスを与えられたら、もちろんこれほどの成功を収めたミュージカルだし、絶対やらなくては、やるべきだと思った。ただ飛び込んでみようと。自分が全身全霊を込めて演じられる役だということはわかっていたからね。

Qご自身が演じたファントムについて
彼は全人生を暗い洞窟の中で過ごしてきたが、最も美しいものを作り出すことができる男だ。深い情熱と知性と愛情を持っている。そんな彼が唯一望んだのが、伴侶となる人だった。
ファントムは作曲し、作詞し、セットをデザインし、小道具を作り、衣装を作る。何でもできる。それが彼の人生だからね。時間はたっぷりあるし(笑)。実際有り余るほどある。彼はセットや衣装のディテールにも本当にこだわりを持っている。観客は心や魂を完全に理解する人間の姿を彼の中に見出してくれるはずだ。

執筆者

Yasuhiro Togawa

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