失踪した教授が14世紀から放ったSOS!彼を救うため歴史の中へ旅立て!
フランスの修道院遺跡で信じられない出来事が起こった。14世紀の地層から現代の製品としか思えないメガネとレンズ、そして”Help Me 1357/4/21”と書かれたメモが発掘されたのである。それは失踪した発掘チームのリーダー、ジョンストン教授が、歴史の渦中からチームの教え子たちへ放ったSOSだった…。

最新のハイテク理論、驚異のイマジネーション、迫真のスペクタクルが完全融合。『タイムライン』は、SFスペクタクルの歴史に新たな1ページを刻む超大作である。
本作では、歴史学者である父親を救いに行く主人公・クリス役に、新時代のアクション・ヒーローとして注目を集める『ワイルド・スピード』シリーズのポール・ウォー力一が演じる。そのポール・ウォーカーのインタビューをお届けします。

2004年1月17日(土)より、日劇1他全国東宝洋画系拡大ロードショー
(Photo:© KAORI.SUZUKI)





—『タイムライン』の出演依頼が来た時の感想は?
リチャード・ドナーが監督だと聞いた時には、最高だなと思ったよ。

彼が手掛けた『グーニーズ』をたぶん200回は見たし、『レディホーク』もお気に入りの映画なんだ。彼と一緒に仕事ができるなんてスゴいと感じたよ。

しかも原作はマイケル・クライトンで、パラマウントピクチャーズが製作、もうやるしかないと思ったね。だから「次の映画は何にするべきか」なんてジレンマに陥ったりはしなかった。

ボクはいま仕事がうまくいっていて、すごくノッている気分だよ。

—本作であなたが演じるクリス・ヒューズという役柄について教えてください。
この映画は、基本的には歴史学者である僕の父親を救いに行く救出劇なんだ。
父親はタイムマシンによって送られた1357年から現代に戻れずにいる。

だからクリスは中世に浮かれた気分で行くわけじゃなく、他に道がなかったんだ。

父親が中世にいるなら僕は行くしかないし、彼を救い出したいと思っている。このミッションを見届け、全てがうまくいくようにしたいとも思っている。父親を助け出すために一緒に中世へ向かった仲間全員で生きて帰りたいしね。

そしてクリスという人物は、この救出劇において万能選手のように役に立つ人間でもあるんだ。

—中世のシーンでは刀剣を使ったアクションシーンがありましたが、演じてみていかがでしたか?
一つ確かなのは、中世のシーンで共演した兵士達とは戦場で戦いたくないってことだね。
いっしょに仕事をした何人かは、切っても死なないようなゴツイ男たちで、本気になってかかってくるから苦労したよ(笑)。

2004年1月17日(土)より、日劇1他全国東宝洋画系拡大ロードショー

執筆者

Yasuhiro Togawa

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