ジョニー・デップ、ペネロペ・クルス共演で先ごろ話題になった「ブロウ」のビデオ&DVDが5月24日にリリースされる。日本語吹き替えバージョンでは辺見えみりがペネロペ役にチャレンジ!!「ジョニー・デップは大好きなので、声だけでも相手役が出来て嬉しいです」(辺見)。TBS系バラエティ番組「ワンダフル」のパーソナリティほかで活躍中の彼女だが、吹き替えは今回が初めてだとか。4月上旬のこの日、東京世田谷区の東北新社・等々力放送センターで行われたアフレコはジョニー・デップとペネロペ・クルスが初めて出会うパーティのシーン。「ペネロペの声って言われても、どうやっていいのか最初わからなくて(笑)。色っぽいバージョンとか、自分に近い感じとか、いろいろやってるんですけどね」。辺見えみりのペネロペ・クルス、果たしてどんなものなのか、なんだか気になるではないか!?ともあれ、しばしのリリースを待て!!




「自分で動いて演技するのとはまた違うので難しいですね。でも、ずっとやりたかったんですよ、アフレコって」(辺見えみり)。「ブロウ」は実在する麻薬王、ジョージ・ユングの壮絶な半生を描いた人間ドラマだ。ユングをジョニー・デップが、そして激情の美しい妻をペネロペ・クルスが熱演。全米でも日本でも公開時にスマッシュ・ヒットを記録した話題作である。「ペネロペ・クルスは憧れの女優さんです。自分と重なる部分は全くないと思いますけど(笑)、それでもあんな風になりたいと思う」。憧れの女優の声、憧れの俳優の相手役とこれ以上いうことないだろう状態の初アフレコとなったわけだが、さて、一番最初に見て欲しい人は誰?「うーん、やっぱり家族ですかねぇ。とにかくたくさんの人に見てもらいたいですけど(笑)」。昨今は、追われるように仕事していると笑う辺見えみりだが、「でもね、すっごく今、幸せなんです。寝る暇がないけど幸せ」とのこと。

執筆者

寺島まりこ

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