「ジェヴォーダンの獣」舞台挨拶 V・カッセル、愛妻ベルッチにラブラブ光線
フランスが誇る美男美女カップルは舞台挨拶でもアツアツだった!!「ジェヴォーダンの獣」で来日中のヴァンサン・カッセル、モニカ・ベルッチ、ならびに監督のクリストフ・ガンズが6日、日比谷映画でのスペシャルプレビューで舞台挨拶を行った。カッセルとベルッチは「ドーベルマン」以来の共演となるが、実生活ではオシドリ夫婦として知られている。ステージでもV・カッセルはM・ベルッチを愛しそうに眺め、退場の際は、彼女を抱きかかえて階段を降りるほど。花束贈呈に駆けつけた叶美香さんも2人の真ん中に立ったものの、「夫婦の間に入るなんて、なんだか…」と遠慮気味だった。
カッセル、ベルッチ、ガンズ監督も自他とも認める親日家。「僕の出演した映画は、何故か日本でヒットするんだよ。おかげで、その度に日本に来ることができるんだよね」(カッセル)。ゴージャスなドレスにゴージャスな肢体を包み、登場したベルッチ、プロポーションを保つコツは「寿司ですね(笑)」という。「私は日本食が大好きなんです」。
クリストフ・ガンズ監督は「子供の頃から日本のサムライに強い関心がありました。今回の作品を日本の皆さんがどのように観るかが、興味深いですね。言ってみれば、フランスのサムライを描いたような作品ですから」とコメント。撮影だけで半年も掛かったという本作はフランスで大ヒットしたのみならず、各国でも高い評価を受けている。上映前挨拶だっただけに「ストーリーは詳しく言わない方がいいよね。ホントだったら、観終わった後、皆さんとお話したいんですけど」というヴァンサン・カッセルに「なんだったら、待ってますよ」と突っ込む司会の襟川クロ。「じゃあ、じゃあ、次回はそうしましょう(笑)」とちょっと慌てたカッセルだった。
執筆者
寺島まりこ