全米で6月に公開されるや並み居る強力作品を退けると、初登場週末興収が4000万ドルを超える大ヒットとなった“ワイルド”カー・アクション『ワイルド・スピード』が、この秋いよいよ日本にも上陸する。迫力はあるがデジタルっぽさも感じられてしまうものも散見される昨今のカー・アクション映画の中で、本作のリアルなカー・バトル場面は、早くも多方面から注目されている。
 そんな本作の公開を記念し、配給元のUIP映画は芸能プロダクション、オスカー・プロモーションの協力の下、ワイルド&セクシーな新ユニット“ワイルド・スピード・ガールズ”を結成することになり、その公開オーディションが8月30日に徳間ホールにて開催された。当日は、16歳から24歳までの31名の女性がオーディションに参加。オスカー・プロモーション所属のシェイプUPガールズの三瀬真美子さんらゲスト審査員を含む審査員の厳しい協議の末、4名の新ユニット・メンバーが決定する。








 全参加者が舞台上に勢ぞろいし、一人一人の名前が紹介された後、オーディションは本選に。参加者は6グループに分けられ各グループごとに水着姿で再登場、一人一人が自己アピールと特技を披露していく。特技も一般的な歌や踊りから、犬の泣き真似、マッサージなど千差万別。それぞれ個性的な存在感で、ワイルドさセクシーさをアピールする31名に、オーディション・タイムは2時間を超え、審査員の意見も分かれ協議も長時間に及んだ。
 審査の結果選ばれたのは、佐々木絵美子さん(18歳)、並木三佳さん(24歳)、徳永笑美里さん(23歳)、松森明子さん(18歳)の4名が新ユニット・メンバーに選ばれた。今井審査委員長は、「他の方たちもそれぞれ優秀で意見がバラバラに別れた中で、ユニットということで4名の組み合わせ・バランスといった点で決まった。」審査結果について語り、また御自身ユニットの1員である三瀬真美子さんは、「ユニットを続けていく一番の秘訣は民主主義で、ジャンケンで決めることよ」と祝福と共にアドバイスを送った。
 「びっくりしています。でも頑張ります」(佐々木さん)、「色々な仕事で前向きに自分らしくいきたいです」(並木さん)、「緊張して言いたいことが言えなかった部分もありますが頑張ります」(徳永さん)、「星占いがよかったんでもしかしたらと思いましたが、頑張ります」(松森さん)とそれぞれに喜びを語った4名には、100万円の賞金が贈られると共に、オスカー・プロモーションよりデジタル・カメラが副賞として贈られた。そしてこの後、『ワイルド・スピード』が公開される10月の中旬までの間、9月2日に開催されるドラッグ・レーシング・チャンピオンシップのセレモニーでデビューを飾るのを皮切りに、主演俳優の来日キャンペーンなど様々なイベントにも参加。“ワイルド・スピード・ガール”として、作品のワイルド&セクシーな魅力をアピールしてくれる予定だ。

執筆者

宮田晴夫

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