世界各国で500万人以上の女性を魅了したベスト・セラー『ブリジット・ジョーンズの日記』が、映画化され日本でも9月にロードショー公開されることが決定した。7月16日の夜、秋からの上映が予定される日劇プラザにてジャパンプレミアが開催され、等身大のヒロイン・ブリジットを演じたレニー・ゼルウィガーさんが舞台挨拶を行なった。






 プロデューサーのエリック・フェルナーさんにエスコートされ舞台に上がったレニーさんは、ゴージャスな青のドレスを身に纏っての登場だが、なんだか映画の中のブリジットに比べると随分とスレンダーになっている。「それが狙いだったのよ。この映画の役を演じるために、ウェイト専門の医者に行き太るためのアドバイスを受けたわ。それで、ピザを沢山食べたのよ(笑)」。愛好を崩すレニーさんの立ち振る舞いは、ナチュラルで親しみに溢れ、同姓からの支持が圧倒的に高いのも、実に納得させられる。
 一緒に舞台に立ったプロデューサーのエリックさんに、根強い人気で大ヒットした要因を訊ねると、「私の隣の女性が全てだよ。面白い作品だから、エンジョイしてください」とこれまた実に明確だ。
 この日のジャパン・プレミアの観客は、映画のブリジットと同じ世代の女性たちが中心だった。そこで、会場の彼女たちを元気付ける言葉を求められたレニーさん、「う〜ん、私に求められても困るわ。私のアドバイスじゃそんなに役にたたないから(笑)」と飾ることのない、その姿に会場の女性観客から「Renee I love you」のかけ声が上がるなど、まさに作品のキャラクターのままの姿に会場から大きな共感を受けていた。
 なお『ブリジット・ジョーンズの日記』は、2001年9月より日劇プラザ他全国東宝洋画系劇場にて、ロードショー公開される。

執筆者

宮田晴夫

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