先日、銀座ライオンにて行われた、『羊のうた』制作発表記者会見。この作品は人気漫画化の冬目景・原作の実写化である。果たして、あの独特な世界観がどのように映像化されるのか?興味は尽きないところである。
また、この作品は映画支援サイト・シネマネーの第6回支援作品として、応援団員の募集も開始しています。監督、キャストの方々からこれから始まる撮影に向けての抱負を語っていただいた。その模様をお伝えします。映画公開までまだ間があるが、どんな形で冬目ワールドが展開していくのか、ファンの方々には気になることでしょう。監督がこだわったキャスティングにも注目。







銀座ライオンにて行われた、『羊のうた』制作発表記者会見。この作品は人気漫画化の冬目景・原作の実写化である。また、この作品は映画支援サイト・シネマネーの第6回支援作品として、応援団員の募集を開始しています。シネマネーとは制作予定のある映画を応援するシステム。詳しくは下記のリンクへ。

壇上に登場したのは原作が掲載されている月刊コミックバーズ(ソニーマガジンズ)の伊藤嘉彦編集長、花堂純次監督、小栗旬、加藤夏希、美波の五人。予定されていた原作者・冬目景さんは締め切りの為に来られなかった。代わり編集長にメッセージを託したようだ。
伊藤編集長「この作品は早い時期から映像化の話があり、原作者の冬目さんはアニメではなく、実写ならば・・・ということで、今回の映画化が実現しました。コメントを預かってます。『この作品の映像化は難しいと思います。また、原作の方もまだ終了していません。ですが映画は映画として別の作品になることを期待しています。』
花堂監督「実はこの作品は自分の子供から教えてもらいました。これ面白いよって。それをきっかけに色々話すようになり、映画化した作品を観てみたいと、思い至ったわけです。撮影はこれからですが、キャスティングが難しかったですね。冬目さんの描く絵や世界観が好きでしたので、それを壊さないようにと心掛けました。」
小栗旬「今回の役は以外と普通の高校生で、でもその普通の人間を演じるのが一番難しいと思い、監督とも相談しているところです」
加藤夏希「私の役の千砂は、普通の16歳よりも大人びていて、その役作りに今励んでいます。家に帰ったらゆかたに着替えたりして、生活の中に千砂入れ、近づけようとしています。なかなか上手くいきませんですけども」
美波「八重樫という役を演じますけど、言葉よりも表情とかの行動の演技が大事なので、色んな人の足を引っ張ってしまうかもしれないけど、がんばります」

公開は来年陽春を予定しているそうだ。果たして冬目ワールドをどのように映像化してくれるのか、今から楽しみである。

執筆者

永見 憲宏

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